損をしない!安く済ませる自動車保険の選び方

自動車保険を見直して、自分に合う一番安いプランで契約しましょう

貧乏な20代が任意保険を安くするなら車両保険を見直すのが手っ取り早い

自動車保険を安く済ませるなら、とにかく車両保険を見直すのが手っ取り早いです。

なぜなら、他の要素は頑張っても自分の力ではどうにもならないからです。

例えば、1000万オーバーのベンツやレクサスなど高級車を新車で買った、あるいは一生懸命お金を貯めて買った念願の車種というのなら話は別です。それは大事にしましょう。

でも、今保険料を少しでも安くしようと思っているあなたはちょっと状況が違うはずです。

あなたがまだ20代そこそこで保険料を少しでも安くしたいと考えているような立場なら、おそらく車は中古車ではないでしょうか。であれば、任意保険で真っ先にカットするべきは車両保険です。

さて、こちらに自動車保険の概要を図にしました。
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散々語られていることなので、自賠責は強制的に入らなければいけないことはご存知かと思います。

あとは任意保険をどうするかということになるのですが、大きく分けて3つあり、それぞれ補償する内容が違います。

任意保険一番上の対人&対物補償。これはどうにもなりません。無制限にしましょう。何しろ相手に対する補償ですから、一番重要。

続いて2番目。これは同乗者やあなた自身のこと。万が一事故を起こしてしまったときの治療費などの補償になります。これも迂闊にケチるとろくなことはありません。

そして残されたのが3番目、車両保険です。

車両保険というのは「自分の車」に対する補償です。相手のことでもない、人の身体、命に関わることでもありません。ここをなんとか我慢するというのは自然な流れですね。

車両保険の補償を絞ってをタイトにする

極端な話、ギリギリまで保険料を安くしたいなら車両保険はバッサリカットしても問題ありません。

でも、少しはつけておきたい場合、それなりに工夫して補償内容を吟味する必要があります。

車両保険を安くするには、

  • エコノミー型にする
  • 免責を使う

この2つが肝です。

エコノミー型で我慢する

車両保険には一般型とエコノミー型があり、エコノミー型は一般型よりも補償範囲が狭くなります。

事故例一般型   エコノミー型
車対車の衝突・接触事故
台風、竜巻、洪水、高潮
などの自然災害
火災、爆発
飛来物、落下物との
衝突事故
盗難
いたずら、落書き
窓ガラス破損
あて逃げ
単独事故
自転車と接触事故
転覆・墜落

何が違うかというと、自損事故とあて逃げに対する補償がないのです。

自分で壁や電柱にぶつけてキズを付けてしまった。あて逃げされたけど相手がわからない。

そのような形で車が受けた損害は保険が出ません。あて逃げはちょっと厄介ですが、自分の運転が下手なせいで受けたキズは我慢しよう、それだけのことです。

その分、保険料はだいたい年20,000円~の差がつきます。

免責金額を高く設定する

自動車保険でいう免責金額とは、契約者が自腹で払う金額のことです。これを設定するだけで保険料は抑えられます。

「小さい事故の修理代はいりません。自分で払います。だから、保険料は安くして下さい。」ということです。

この免責金額はどの保険会社でも最大は10万円です。10万円までは自分で払うことになりますが、それ以上は保険金が下りる、という仕組み。
※保険を使わず、10万円以上でも自腹で払うことは可能です。そうすれば等級が下がるのを防げます。

自分で起こした事故には自分で責任を持つという半ば当たり前のことをするだけ。さすがに規模が大きくなるとあれですが、ちょっと擦ったぐらいだったらまあいいや、という広い心を持つ修行だと思えばさほど苦しいものではありません。

相手がある事故を起こしてしまったら?

でも、相手がある事故を起こしてしまった場合、どうなるか心配ではありませんか?

その場合、相手から支払われる「対物賠償保険」があるので、免責分を補ってくれます。ですから、結局自己負担は発生しなかった、というケースもあります。
※こちらは「対物賠償保険」には入っていれば相手の車の修理代はきちんと保険から下ります。

車両保険の補償範囲を抑える、というのは基本的に自分の中で完結する事故についてのものです。

絶対、とは言えませんが、常識的に考えて危険な運転さえしなければ自分の車をどこかにぶつけて重大な損害を被ることは少ないです。

複数の会社に見積もりを出してもらう

最終的には複数の会社から見積りを出してもらうことが重要です。そうしなければ安いのか高いのか相場がわかりません。

見積りには、一括見積もりサイトを使うのが便利です。便利というか、そうしないとものすごく作業量が増えて大変です。

インターネットで一括見積もりすれば、自然と「ダイレクト型(通販型)」の保険を利用することになるで、基本料の時点で代理店型より安くなります。複数の会社を補償内容を見ながら金額の比較が出来るので検討もしやすいです。

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      2016/05/12

 - 自動車保険を安くする