車両保険は一般型か、エコノミー型どっちを選ぶ？

車両保険とは、事故によって車が損害を受けたときに支払われる保険です。

保険金額は契約する車の年式や型式に応じた時価によって決まります。そのため、車本体の価格が高い高級車、スポーツカーなど事故率が高い(危ない運転が多い)車種は保険料は高くなります。

保険料の細かい設定は「車両(型式別)料率クラス」によって決まりますが、これは固定されたものではなく１年に１回見直されるものです。気になる人は、自分が乗っている車、あるいはこれから買う予定の車がどのランクなのか損保会社に聞いてみると良いでしょう。

この車両保険は、任意保険を安くする上では重要な鍵を握ります。

なぜなら、対人・対物といった相手側に対する賠償保険は基本的に無制限でかけるのであまり選択の余地がないですし、等級や年齢は今すぐ自分でどうにか出来るものではないからです。使用目的や地域、走行距離も同じで、安く済ませたいからと言って急に状況を変える訳にもいきません。

あとは残っている車両保険や特約で調節するしかないということです。

一般型とエコノミー型どちらを選ぶべきか

車両保険には一般型とエコノミー型があります。

簡単に言うと、この２つの違いは補償範囲です。エコノミー型の方が補償範囲が狭いのでその分保険料は安くなります。

気になるのは一般型とエコノミー型ではどれくらい保険料に差がつくのか、だと思います。

車種によって違いますが、その差は平均すると15,000~20,000円です。等級が低く、年齢も若い方はもっと差は大きくなります。

一般型とエコノミー型の違いで重要なのは自損事故と当て逃げに対する補償です。

高級車であれば、ちょっと擦ったキズでもそれなりの修理代がかかりますから、一般型に入っておいた方が安心です。

逆に、中古車や既に何年も乗っている車の場合はエコノミー型でも問題ないケースが多いです。

特に若くて免許取り立ての方は、最初から新車ということはないでしょう。しょっちゅうどこかにぶつけて、その都度保険を使うというのは経済的ではありません。勉強と思って割り切るのも一つの考えです。

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2016/04/25 2016/05/05